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輸出入のお仕事

先日、お客様の要請でスペインよりオリーブオイルを輸入しました。

今回のメーカーさんは昨年のお取引メーカーさんから切り替えです。
ちょうど1年前の今ぐらいの時期にコンタクトをとり始めました。その際は複数のメーカーさんの候補を立てて、お客様のニーズに合致した商品内容とメーカーはどこかをお客様と一緒に検討しながら1社に絞り込みました。

国内でも新規のお取引はお互いが探りながらの作業です。双方の協議と交渉によってどこにそれぞれが妥協点を見出すかってな感じです。海外取引となると言葉の壁もあってなかなか思うようには行かないことばかりです。

時差もスペイン現地とは7時間。日本の就業時間はスペイン現地では夜中から朝方でほぼ昼夜逆だったりでお互いの意思疎通は遅れ遅れ。またサマーバケーション。

もともと納期スケジュールがタイトな状況で1日もムダにできないところに2週間のサマーバケーション・・・。やむなく必要最低限の第一便は空輸で。

次の船便コンテナもすんなりと大阪港まで来てくれません。納期との戦いです。これもやむなく途中の東京港で強引に通関切って大阪まで陸送。お客様への納期厳守!!やっぱスペインは遠いなあ、などとわかり切ったことを再認識でした。

まぁでも、スペインの老舗メーカーと1年かけてようやく1回目の取引ができました。既に継続して次のオーダーに向けて、お客様の要望をスペインメーカーと協議中です。早目の段取りでスケジュールは余裕を持って進めたいと思います。それでも想定外のアクシデントは定番ですね。日本の常識は海外では非常識もちょこちょこありますよって。