大豆の豆知識
大豆は学名を「Glycine max」と言い、Glycine(グリキーネ)はギリシャ語の「甘い」という言語が元になっています。大豆の起源については、中国の東北部に大豆の野生種が発見されており、その場所が起源の中心とされていますが、まだ、詳しくは解明されていません。ですが、紀元前2000年頃の中国の文献には、すでに大豆の栽培方法や助言などが記載されており、このことからも、4000〜5000年前には中国での大豆栽培は行われていたと言われています。
古代の中国で大豆を「菽」(シュウまたはソウ)と呼ばれ、これが元になり英名である「Soy(ソイ)bean」となっとた言われています。現在では「Soy」は醤油のことで「醤油の豆」ということになります。
大豆が日本に入ってきたのは、約2000年前の弥生時代に稲作と一緒に伝わったとされています。奈良時代の最古の歴史書「古事記」では、大豆は「豆」と記されていましたが、平安時代に書かれた「本草和名」では「於保末女」(オホマメ)とあり、平安中期の漢和辞典「和名類聚抄」では「万米」(マメ)と記されていました。
和名である「大豆(ダイズ)」は、豆の大きさを表すものではありません。栄養価の高さや、食糧として重用されたことから「大いなる豆」、つまり大切な豆として「大豆」とされたのです。しかし、大豆は伝来当時は特別な食べ物とされ、一般に普及することはなかったようです。日本で大豆ず広く栽培されるようになったのは鎌倉時代以降で、この頃に広まっていた仏教が大豆普及に大きく関わっています。仏教の教えでは、殺生をすることは禁じられており、肉食なども禁止されていました。この教えの為、不足するタンパク質を大豆で補ったのです。大豆は良質のタンパク質を多く含み、まさに「畑のお肉」と言う訳です。また、この頃には戦乱が相次ぎ、非常時の保存食や栄養食としても大豆は欠かせなかったようです。
更新日 2005年1月29日






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