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ミネラルって何?:不足すると突然死!?「マグネシウム」

不足すると突然死!?「マグネシウム」

エーゲ海に面した所に、マグネシア地方と言う場所があります。そこで採掘された鉱石の成分が18世紀に医薬品として使用され、その成分を場所にちなみ、「マグネシウム」と名づけたのです。

マグネシウムはカルシウムと共に働き、時には抑制しています。カルシウムと一緒に骨や歯を作り、血管壁などにカルシウムが沈着し石灰化するのを防いでいるのです。マグネシウムとカルシウムはバランスを取り合いながら作用しています。もし、マグネシウムが不足しますと、カルシウムが骨から流出し、動脈などに蓄積、石灰化し、血管が硬くなってしまうため、動脈硬化、高血圧、心臓病などの危険が高くなるのです。この様な状態を「カルシウム・パラドックス」と言い、カルシウムの取り過ぎでも引き起こされます。カルシウムとマグネシウムの摂取量のバランスは約2対1で、一日の所要量としてはカルシウム600〜700mg、マグネシウム260〜320mgとされています。

マグネシウムは「ナトリウムポンプ」と言う、重要な機能にも必要不可欠なミネラルです。ナトリウムは神経から細胞に刺激を送る伝達物質で、細胞内に入ることで信号を細胞に伝達しています。しかし、ナトリウムが細胞内に蓄積されていきますと、細胞自体が正常に働かなくなるため、ナトリウムを急いで細胞外に汲み出す必要があるのです。この時、働く機能が「ナトリウポンプ」で、その機能を動かすのにマグネシウムが必要なのです。そのため、マグネシウム不足になりますと、ポンプ機能が正常に働かず、細胞組織への伝達信号がうまく伝わらなくなることで、筋肉のこわばりや痙攣、心臓発作などの危険性が出てくるのです。

また、マグネシウムには神経を鎮静する作用やストレス改善に役立ち、「抗ストレスミネラル」とも呼ばれています。マグネシウムの不足はストレスをまともに受けることになり、イライラしたり、集中力の低下、うつ症状に陥ることもあるのです。

このように、マグネシウムは精神と体の両方に作用している重要なミネラルです。現在では、マグネシウムが不足することで体内のバランスが崩れ、「突然死」の原因の一つとして考えられているのです。

マグネシウム不足に陥らない為に、こちらの、ミネラルの働きと摂取に有効な食品を参考にして下さい。


更新日 2004年 10月12日



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