コレステロールと食物繊維
高血圧と並び、高コレステロール症は動脈硬化の原因の一つです。しかも、高血圧者の多い日本では、高コレステロール症と合併しての発症がし易く、さらに動脈硬化の危険度が高くなっています。現代の食生活はエネルギー過多、高コレステロールになりがちです。多くなり過ぎるコレステロールを少しでも下げる為、食物繊維を多めに摂取するのが良いとされています。
食物繊維には食品に含まれる栄養成分の消化吸収を抑制し、それによりコレステロール値を下げる作用があります。コレステロール自体も食物繊維に吸着させることによって、体に吸収されるのを阻害します。とくに食物繊維の中で水溶性のペクチン、グアガム、グルコマンナンなどは、悪玉コレステロールと呼ばれる、LDLコレステロールを低下させる働きがあります。
下記の表は主な食品に含まれる食物繊維量とそのエネルギー量です。食物繊維は一日に20〜25gほど摂取することが理想とされています。とり過ぎたコレステロールを下げる為にも参考にしてください。
主な食品の食物繊維含有量
| 食品名と分量(常用量) | エネルギー量(kcal) | 食物繊維量(g) |
| 米(玄米) 70g | 246 | 2.0 |
| コーンフレーク 40g | 156 | 1.2 |
| ライ麦パン 60g | 159 | 3.1 |
| ブドウパン 60g | 156 | 2.0 |
| 納豆 50g | 100 | 4.8 |
| おから 50g | 45 | 4.7 |
| インゲン豆(乾) 20g | 67 | 4.0 |
| 大豆(乾) 20g | 83 | 3.0 |
| 小豆(乾) 20g | 68 | 3.2 |
| きな粉 10g | 44 | 1.7 |
| 枝豆 50g | 72 | 2.7 |
| トウモロコシ 200g | 202 | 4.0 |
| かんぴょう(乾) 10g | 26 | 2.6 |
| オクラ 50g | 50 | 2.3 |
| 芽キャベツ 50g | 24 | 2.3 |
| ごぼう 50g | 42 | 1.8 |
| 切干大根 10g | 28 | 1.8 |
| ブロッコリー 70g | 30 | 1.9 |
| ほうれん草 70g | 18 | 1.8 |
| かぼちゃ 80g | 29 | 2.4 |
| さつまいも 100g | 123 | 2.3 |
| ジャガイモ 80g | 62 | 1.1 |
| さといも 50g | 30 | 1.1 |
| しらたき 30g | 0 | 1.1 |
| 生椎茸 30g | 0 | 1.4 |
| 干しひじき 5g | 0 | 2.7 |
| 干し柿 40g | 106 | 4.3 |
| キウイフルーツ 100g | 56 | 2.7 |
| 煎りごま 10g | 60 | 1.2 |
| 落花生 20g | 117 | 1.7 |
| 甘栗 60g | 149 | 4.2 |
(参考書籍:生活習慣病講座 南江堂 発刊)
更新日 2005年2月14日
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