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高血圧と動脈硬化:高血圧とお酒

高血圧とお酒

お酒は内臓の働きを活発にし、日頃のストレスの発散、心地よい睡眠に役立ちます。また、少量の飲酒なら血圧を下げる効果もあるのです。お酒は「百薬の長」と言われ、体に良い様々な効能をもっています。ですが、その体に良いお酒も、飲み過ぎたり、飲酒の仕方を間違うと、高血圧や肝臓病の大敵とされてしまうのです。

お酒が高血圧や肝臓病の大敵となるのは、大抵、飲む人間側に問題があります。血圧を下げるアルコール量は、血中のアルコール濃度が0.02〜0.03%ぐらいで、ほろ酔い程度の量です。ほろ酔い程度の軽い飲酒は、気持ちを和らげ緊張がとけるのことで、血管が広がり一時的に血圧が下げる効果があります。ただし、ここでやめておけば良いのですが、気持ちよくなりますとついついお酒の量が増えてしまい、お酒好きな人は深酒をしてしまいがちです。大量に摂ったアルコールは全身に回り、それを分解しようと心臓や他の臓器などが活性化することで血管が緊張し、血圧を上げてしまうのです。

上昇した血圧は体内のアルコールが消えれば、平常にもどります。ただ、毎日の常習的なアルコール摂取は上昇した血圧がもどらず、高血圧になる危険があります。飲み過ぎたアルコールが体内から完全に消えるのには大体24時間はかかります。ですが。飲み過ぎた翌朝でも、酔いの感覚がなければアルコールが抜けたと思い、またその日にアルコールが完全に消える前にお酒を飲んでしまったりします。このようなことが毎日続きますと、血圧が下がる暇がなく、ついには高血圧となってしまうのです。

このように、折角の「百薬の長」も常習的に飲み過ぎますと高血圧のもとです。高血圧になりますと、お酒を楽しむこともできなくなってしまいます。高血圧予防のためにも、お酒の量を節制し、時にはお酒を飲まない日をつくり、肝臓などの臓器を休ませてあげましょう。

(参考書籍:これで安心 高血圧・動脈硬化 予防と治療 高橋書店発刊)


更新日 2005年1月17日



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