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高血圧と動脈硬化:糖尿病と動脈硬化

糖尿病と動脈硬化

糖尿病の方には高血圧の人が非常に多いと言われています。実際、糖尿病と高血圧の治療を同時に行っている人も多いのです。糖尿病と高血圧は相互関係にあり、悪循環を招いています。高血圧が肥満をよび、次に肥満から糖尿病、そして糖尿病が更に高血圧を悪化させます。このように、高血圧、肥満、糖尿病は1つの輪となって悪循環を引き起こし、病状をどんどん悪化させていくのです。

糖尿病は血管、特に細い血管を脆くするとされています。そのため細動脈が動脈硬化になり易く、糖尿病と高血圧の両方を患っている人は、高血圧だけの人に比べ脳卒中や心臓病、腎臓病になる確率が高くなるという統計も出ています。しかも、糖尿病は高血圧を招きます。糖尿病になりますと、腎臓への負担が大きくなり、腎臓に障害が出る場合があります。これを糖尿性腎症と言い、この症状が腎性の高血圧を招き、更に悪循環へとつながってしまうのです。

高血圧や糖尿病は中高年の病気のように思われています。確かに病状は中高年になってから現れることが多いのですが、それはあくまでも結果であり、若い頃の生活習慣の積み重ねにより引き起こされているのです。糖尿病や高血圧の予防や治療には生活習慣の改善が欠かせません。特に食生活の改善と管理が重要になってきます。《糖尿病と食事 前編 後編》などを参考にして、高血圧と糖尿病の悪循環に陥らないようにしましょう。

(参考書籍:これで安心 高血圧・動脈硬化 予防と治療 高橋書店発刊)

更新日 2005年1月4日
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