脳卒中と動脈硬化 その1
動脈硬化になりますと、様々な症状、疾患が現れてきます。なかでも脳は、動脈硬化により障害が生じやすい場所と言われ、動脈硬化が原因で引き起こされる脳卒中などは生命を脅かす恐ろしい疾患です。
日本での脳卒中による死亡者数は年間にして約14万人とも言われ、全死亡者数の約26%にも達しています。これはガンに次ぐ死亡率の高さで、脳卒中が如何に重大で恐ろしい疾患であるかを示しています。しかも、脳卒中は死亡に至らなくとも、様々な後遺症を残し、半身不随や言語障害、痴呆症などの精神障害を引き起こす場合があるのです。
脳卒中とは脳の血管に障害が起き、突然、急激な発作に襲われる疾患です。大きく脳卒中を分類しますと、脳の血管が破れ出血してしまう「脳出血」と、脳の血管が塞がれてしまい、血液が流れなくなる「脳梗塞」とに分けられます。また、脳出血にも脳の深部の細動脈が破れ出血する「高血圧性脳出血」と、脳の表層(くも膜下腔)の血管が破れ出血してしまう「くも膜下出血」とがあります。脳梗塞も主な分類として動脈硬化により、脳の細動脈に血の塊ができ、血液の流れを止めてしまう「脳血栓」と、心臓に障害がある人が起こしやすい「脳塞栓」とに分けられます。






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