高血圧と年齢
人は老化を止めることはできません。健康に気を使い老化を遅らせる事はできても、避けることはできないのです。それは、体内の血管なども同じです。年齢と共に老いていく血管は、次第に若々しかったころの弾力を失っていきます。弾力性をなくした末梢の細動脈は血液の圧力を吸収できなくなり、動脈に心臓の圧力がそのまま伝わり、最高血圧が上昇してしまうのです。このような高血圧を「老人性高血圧」といい、最高血圧が高く、最低血圧は低いのが特徴です。若かった頃は血圧が正常値でも、老年期に入りますと除々に血圧が上がってきます。これは老化を避けることのできない私達、自然の摂理というものです。老人性高血圧は老年期に入ると自然となる高血圧の為、高血圧による合併症の心配はほとんどないと言われています。
老化により起こる高血圧とは逆に、思春期から青年期にかけて血圧が上がる場合があります。このような高血圧を「若年性高血圧」と言います。体の成長に伴い心臓機能が高まることで血圧も高くなるのです。老人性高血圧と同じく、最高血圧だけが上昇し、最低血圧は高くなりません。若年性高血圧は一過性のもので、成長の過程で体内のバランスが崩れ、一時的に血圧が高くなっている状態ですので、成長が進み時間が経てば、自然と血圧は正常値に戻ります。
しかし、若い人でも若年性高血圧のように一過性のものでなく、原因の特定できない本能性高血圧者が最近増えています。本来ならば40歳代前後に発症しやすい本能性高血圧ですが、20〜30歳代で発症するケースがあるのです。これは、現代生活において体を動かす機会が減っている事、その上、会社や環境によるストレスが多く、それらが引き金となって若年層の高血圧が増えていると言われているのです。
若い人の高血圧は危険とされています。もし、悪性高血圧の場合、発症から2〜3年で命に関わるような事態になる可能性もあるのです。悪性でなくても早いうちから高血圧が続けば、それだけ早く動脈硬化を引き起こすことになり、合併症(脳卒中や心臓病、腎臓病など)になる確率も高くなるのです。私達の最近の環境は高血圧を発症させ易くなっています。高年齢者だけでなく、若い人も睡眠不足や暴飲暴食を避け、高血圧に対して注意が必要なのです。
(参考書籍:これで安心 高血圧・動脈硬化 予防と治療 高橋書店発刊)






ここがオススメ!
製薬会社や学会も注目しているバナジウムと多くの微量ミネラルをバランス良く含んだ天然のバナジウム水。「血糖値が気になる」という方にお薦め。