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高血圧と動脈硬化:何故、高血圧になるの? その3

何故、高血圧になるの? その3

高血圧は私たちの日々の食生活とも、密接に関係しています。日本人は塩分の多く含む食品を多量に摂取していると言われています。塩分(ナトリウム)を多く摂りすぎますと、完全には解明されていませんが、血圧が上がってしまうと事は解っています(参考リンク:塩漬けの日本人)。これは塩分をあまり摂らないアラスカのエスキモーには、高血圧の症状が殆んど見られないことからも、塩分が高血圧の発症に関係していることが伺えます。高血圧の発症に関わる塩分を多く摂る日本人には血圧の高い人が多く、世界でも悪名高い高血圧大国となってしまっているのです。

最近では健康ブームと云う事もあって、減塩の必要性も理解されています。ですが、それでも日本人の塩分平均摂取量は、1人1日あたり13.2gという統計があり、欧米人の塩分平均摂取量が10gという統計と、その体格差を考えれば、いかに日本人が塩分を多く摂取しているのかが解ります。塩分の摂取量は正常な血圧値の人で1日8g以下とされており、既に高血圧の人は1日5〜3g以下に抑える必要があるとされています。

カロリーの摂りすぎによる肥満も血圧を上げる原因となります。肥満した体に血液を循環させるのに心臓の運動量が増え、その為、血圧が上昇してしまうのです。また、肥満体の人ほどカロリーの高い動物性脂肪を多く摂取している傾向にあり、動物性脂肪に含まれるコレステロールにより、動脈硬化を引き起こしてしまいます。動脈硬化により血管が硬くなれば血圧が上昇してしまい、そこに、肥満による心臓運動量の増加が重なる事で、高血圧の発症率が非常に高くなってしまうのです。また、カロリーの摂りすぎは糖尿病につながります。糖尿病になりますと高血圧を発症することが多く、実際、糖尿病の治療と同時に高血圧治療をしている人が多いのです。

(参考書籍:これで安心 高血圧・動脈硬化 予防と治療 高橋書店発刊)

更新日 2004年11月26日
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