何故、高血圧になるの? その1
高血圧はそれ自体が病気という訳ではありません。しかし、高血圧の状態が長く続きますと、動脈硬化を引き起こし、やがて脳卒中や心臓病、腎臓病といった命に関わる恐ろしい病気につながる場合もあるのです。しかし、高血圧はほとんど自覚症状がなく、知らず知らずのうちに高血圧の状態が長く続き、動脈硬化そして脳卒中、心臓病などの発作に襲われるのです。このことから、自覚しにくい高血圧には、「サイレント・キラー」という別名もあるほどです。
高血圧は様々な理由で引き起こされます。日本人にもっとも多いとされているのが、体質の遺伝による高血圧だと言われています。高血圧体質が遺伝すること解っているのですが、高血圧になるメカニズムは複雑で、どのような遺伝が高血圧を発症させるのかについては、すべては解っていません。高血圧に関係する体質の1つとして、摂取した塩分を排出しやすい体質か、そうでない体質と言われており、塩分を排出しにくい体質の人は高血圧になる可能性が高いようです。
日本人は高血圧の人が非常に多い国で、そのうちの約四割、4人に1人は体質の遺伝による高血圧だとされています。実際、両親共に高血圧の場合、その子供の約半数は高血圧になり、両親のどちらかが高血圧の場合は、約四分の一が高血圧になると言われています。その他にも、太りやすい体質や肥満、精力的な人、赤ら顔の人などが、高血圧になり易いとされています。この様な人がすべて高血圧になると言う訳ではありませんが、注意するに越した事はないようです。
(参考書籍:これで安心 高血圧・動脈硬化 予防と治療 高橋書店発刊)






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